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飛行機内に手荷物として持ち込みができるケースが欲しい
悪天候の時楽器が濡れてしまう
コンパクトなケースが欲しい
バスクラリネットのような大きな楽器で音楽活動をしていると、ケースもかなり悩みます。
私や周りのバスクラリネット奏者も皆こんな悩みを経験しています。
ここでは
- 飛行機内に手荷物として持ち込みできるケースを探している人
- 徒歩の移動が多く、悪天候から楽器を守りたい人
- 楽器ケースをとにかく小さくコンパクトにしたい人
こんな方たちに向け、用途にあったおすすめのケースを紹介します。
ここで紹介しているものは、私が実際に使っているものや、周りのプロの方も使っているものです。
飛行機内に手荷物として持ち込みできるバスクラリネットケース
各飛行機会社の手荷物規定内のサイズに合わせたケースを選ぶ必要があります。
手荷物として持ち込めない場合1席買わないといけないところ、規定内のサイズにおさめれば持ち込めるため席代を余分に支払う必要がなくなります。
規定内でない場合、もう一席空いていないとスーツケースと同じように預けなければならないので規定内かどうか事前に必ず計りましょう。
※国内線や格安飛行機はめちゃくちゃ厳しいので別料金を支払わなければなりません。
国内線と違い国際線はかなりゆるいので、機内まで持ち混んでしまえばあとは上の荷物置きに乗せられなくてもCAの方が必ずなんとかしてくれます。
特に小さい飛行機では臨機応変に対応してくれました。
Finair(フィンランド航空)をよく利用していましたが、チェックカウンターでのサイズチェック後、楽器ケースに「機内持ち込み可のチェックタグ」を付けられます。
このチェックタグは付けたままにしておくのがおすすめで、また別の機会に飛行機に乗る場合に「以前これは持ち込みできた」と証明できますから、サイズチェックがスムーズです。
Bam ハイテックケースツィード 3126XLT
Bamのカーボンと楽譜入れがナイロンのタイプで、楽譜を入れる部分にクラリネットのダブルケースを入れることが可能です。
クランポンのトスカを購入した時についてくるケースとほぼ同じです。
このケースは実際に留学中、国際線で100%機内に持ち込むことができました。
外に付いている楽譜を入れる部分には何も入れず、空にしてファスナーを全閉めした状態が規定サイズ内でした。
※旧モデルのため購入できません。現行モデルは以下のようです。
徒歩の移動が多く、悪天候から守れるバスクラリネットケース
バスクラリネットはとても大きいので、悪天候の時は傘をさしても濡れてしまいます。
徒歩での移動が多い方はリュックタイプを、悪天候をしっかり防ぐならレインカバーが付いたタイプを選びましょう。
Bam トレッキングケース ブラック3026SN
Bamの旧型の布タイプのバスクラリネットケースです。
上で紹介したカーボンのものに比べて大きいですが、楽譜や小物が沢山入るのと、クラリネットのシングルケースであれば入れることが可能です。
このケースは、背負った時に頭のあたりにくる部分にレインカバーが付いています。
ファスナーをあけてレインカバーを出せば、すっぽり楽器を覆えるものでしたので、学生時代歩いての移動が多かった時の急な雨には助かっていました。
とにかく小さくコンパクトなバスクラリネットケース
収納はほぼありませんがとにかくコンパクトです。
楽譜などを入れるスペースはないので別で持たなければなりませんが、機内持ち込みや、ちょっとした持ち運びにはとても便利です。
セルマー(ロング管)購入時の付属ケース
楽器購入時に付属していたケースなのですが、これがとても優秀なので新たに買う必要がありませんでした。
楽器ケース内に蓋つきの小物入れはあったので小さなリードケースやチューナーくらいなら入ります。
もし他のケースを購入したとしても、何かと便利だったのでこのケースがついてきた場合はその日の用途に応じて変えられるように取っておく事をおすすめします。
バスクラリネットのケースは生活環境に合わせて選ぶと良い
私は留学時の機内持ち込み優先で選びました。
基本的には楽器を購入した時に付属で付いてくるケースではダメということはありませんが、重たい楽器なので、少しでも持ち歩きがしやすい使いやすい楽器ケースを買うと移動が楽になります。
ベークラリネットのケースに比べてバスクラリネットのケースは高額ですが、頻繁に買い換えるものではないので購入する際は妥協せずに日々の生活で使いやすいものを買いましょう。
とりあえずそのまま使ってみて、自分にはどのケースが合うのかじっくり考えて購入することをお勧めします。
皆さまのケースを購入する際の参考になれば嬉しいです。