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- バスクラリネットで息が続かないので肺活量を増やす方法が知りたい
- 肺活量が少なくてもバスクラリネットは吹ける?
ここではこんな悩みが解決できます。
バスクラリネットを吹くためには楽器を吹くための最低限の肺活量は必要ですが、特別にバスクラリネットだと必要なわけではありません。
しかし息を続かせる練習方法はあるので、この記事では
- バスクラリネットを吹くための肺活量の増やし方
- 肺活量が少なくてもバスクラリネットは吹けるコツ
について解説します。
バスクラリネットを吹くための肺活量の増やし方
元々肺活量があるから簡単に息が続くわけではなく、楽器を吹くための練習が必ず必要になります。
私が学生時代から今までしてきた方法を説明します。
息を続かせる練習方法
楽器を吹く前にロングブレスの練習をする。
初心者の時にやっていた方法は、リードをつけずにマウスピースだけをくわえて息を吸って吐いてを繰り返します。
① 8拍吸って8拍吐く
② 4拍吸って8拍吐く
③ 2拍吸って8拍吐く
④ 1泊吸って8拍吐く
吸うときはその拍数だけ吸っていいのではなく、その拍の中で限界まで吸って吐く時もバランスよく8拍でちょうど吐ききる事を意識します。
この練習をしてから楽器の練習を始めるとだいぶ息の続き方が変わってきます。
これだけやる時間がなくても、楽器を組み立てながら軽くやるだけでも違います。
楽器を吹きながら息を続かせる練習方法は、ロングトーンの時に息を限界まで吐き出す方法です。
吐き出すということはもう出ないところまで吐ききるという事ですので、体が最後震えるくらいまで頑張りましょう。
これを続けていると段々続くようになっていきます。
大きな音を綺麗に出す方法
ロングトーンの時に、楽な音量ではなくf(フォルテ)やp(ピアノ)でも練習しましょう。
普段練習している音量でしか綺麗な音はでません。
音色だけでなく音程を保つ練習にもなるので、
① pからfまで8拍かけてcrescendoをする。
最初の4拍でfまでcrescendoして残りの4拍でfを保ちます。
② 8拍かけてfからpにdecrescendoをする。
最初の4拍でpまでdecrescendoして残りの4拍でpを保ちます。
これと別でロングトーンも行っていました。
肺活量が少なくてもバスクラリネットは吹けるコツ
肺活量がすべてではなく、どんなトレーニングをしていても人それぞれ違います。
私はマウスピースやリガチャー、リードの仕掛けを軽くしたり、楽器のコンディションが整っていればそんなに肺活量を意識して吹いてはいません。
音が出るのもコツがあって、正しいツボにはまると簡単に音は出せますし苦しい感じもなくなります。
それはどこなの?といっても説明はできませんが、要は練習を重ねて音が簡単に出る所を見つける事が重要です。
バスクラリネットは指さえ届けば向いていない人はいないはずです。
身長も体系も関係なく音のあたるツボがわかっているかどうか。
その中で上記で述べた様な練習方法も必要になります。
まとめ・曲を吹いているときも意識する事
曲を吹くときも息が足りなくなったからブレスを吸うのではなく、ブレスを吸う場所はいつも決めておきましょう。
フレーズの終わりで吸うのではなく、フレーズの始まりでブレスを取るイメージですると、自然になり、ブツブツ音楽が切れてしまう事もなくなります。
ブレスする段階で、音を出し始めたときに次にどこでブレスできるのか、そこまで考えて必要な量のブレスをして、バランスよく息を使いましょう。
そうするとブレスの前で音が短くなってしまうこともないでしょう。
人間は吐ききらずに次の息を吸っていると段々脳に二酸化炭素がたまっていき集中力もかけてきますし、吸える息の量も減っていきます。
なので必ずいつも吸った分は次ブレスをする時までに吐ききるようにしましょう。